Saturday 18 May 2013

駐車場ゲートは何のため?





ボクの家は一風変わった建物なので、行き交う人々が立ち止まる。窓辺に座っているボクとバチバチ目が合うけれども、こっちはネコ目なので軽視されてしまう。ボクだってれっきとした、この家の住猫なのになあ。

しかし、こんな悩みとももうお別れだ。今週とうとう、駐車場ゲートが完成。バリアができたのだ。その記念として、「ダディ、本当にありがとう!」と、みんなで笑顔の乾杯をした。

しかし…、不用心だし、目隠しのためにゲートを建てて、ボクもこれからは誰にも邪魔されずにうたた寝ができるだろう、と思いきや、そのゲートも創作的で目を惹くものだから、却って、足を止める人が増えてしまった。

でもまあ、目新しい今だけのことだろう。そのうち、人目を気にせず、ネコらしく窓辺でのんびり寝られるようになると思う。でもでも、ダディに一つ質問があるよ。「いつ車を買うのさ?」

いっぽう、ダディとマミーは、これで、我が家の庭で、イギリスの文化・夏の風物詩ともいえるバーベキューパーティーができる、と喜んでいる。ああ、バーベキューの匂いが蘇ってきた。ダディがボクにはマリネートしない、味もそっけもないチキンを焼いてくれると思うけれど、みんなが楽しんでいる庭には招待してもらえそうもないな。

みんな、やぶっ蚊にさされて、嘆くがいいさ。

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