リリリリリリリリリリリリ リリリリリ…
カタカナで書き表すのは非常に難しいのだが、最近は庭から聞こえてくるこんな虫の鳴き声に、夕方、夜中、明け方も睡眠を妨害されている。鳴き続けて、少し間が開き、また鳴き続ける。この繰り返しで、そのうちに鳴止んでいるのだが。これはコオロギという虫のようで、いろいろな種類があり、目的によって鳴き方も変わるらしい、怒り、嘆き、要求など––––生物はみな同じだなと思った。
「コオロギは喉じゃなくて、羽をこすり合わせて鳴いているのよ。日本にはいろんな虫がいるわね」とマミーが言っているが…。
ああ、きっと秋には秋の虫が喉や羽を競い合い、不調和音のコーラスにボクはまた睡眠不足になるのだろうなあ。悩み多き秋の夜長になりそうだ。
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