Saturday 1 June 2013

お尻が赤いよ!




日本に来て、三度目の病院である。
一回目とニ回目は、ちょっとしたご挨拶と足の裏の脱毛対策だったが、今回は久々に持病が出た。昨日まで、越してきて以来何ともなかったので、ボク自身、ダディーもマミーも、日本に来て住宅環境と気候の変化で治ってしまったのでは、と思っていたのだ。しかし、
「ピノ、お尻が赤いよ!」
と、大騒ぎになり、今朝、玄関先にバスケットが準備されていた。

とうとうお尻が腫れて、日本で初めての肛門腺の絞り出し。病院の待合室で忘れていた地獄が蘇ってきた。運良くあまり混んでいなかったので、さほど待たされずに治療室に入った。だが、二人に押さえつけられ、想像通りボクはもうずっと悲鳴ともつかぬうめき声をあげっぱなしだった。でも、お尻にもうひとつ穴を開けずにすんだので、注射も一週間の飲み薬も免れ、ありがたや、ありがたや。

今日だけ一日おとなしくしていれば、明日からまた走り回れることだろう。
先生、いきなりお尻を向けてごめんなさい、と頭を下げるボクだった。

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